(5)SkyWatcher EQ5 GOTO EQMOD ステラナビゲータ編 観測場所の設定

ステラナビゲータのような星図ソフトでは現在時刻と観測場所(緯度経度)が正しく設定されていないと天体の正確な位置が分かりません。

過去や未来、自分がいる場所も自由に設定できるのでシミュレーションするには大変便利ですが実時間で天体を導入する場合には注意が必要です。


ステラナビゲータを現在時刻(Windowsの現在時刻)に合わせるにはJSTと経度の間の"NOW"のマークをクリックします。

続いて観測場所の緯度経度を設定します。

メニューの設定から場所を選択します。

観測地の緯度経度はGoogleマップでも簡単に調べられるし、スマートフォンであればGPSで位置情報が分かります。

大体の場所をクリックするよりも東経・北緯で正確に設定しましょう。

これでステラナビゲータの時刻と位置の設定ができました。

ですが望遠鏡(赤道儀EQ5)も同様に現在時刻と観測場所(緯度経度)が正しく設定されていないと天体の正確に導入ができません。

ステラナビゲータには望遠鏡パネルに日時送信ボタンがあります。

これをクリックすると時刻と緯度経度のデータを赤道儀に送ってくれます。

しかし受信する側にこの機能がないと使えません。

残念ながらEQMODにはこの機能がありません。

ステラナビゲータとは別にEQMODでも同じように緯度経度を設定する必要があります。


前回の手順でEQ5と接続します。

パネルの拡張ボタン(>>>)をクリックするとパネルが大きくなります。

Site Informationが観測場所の設定です。

最大10カ所登録できるので撮影に行くお気に入りの場所は登録しておきましょう。

ステラナビゲータも何カ所か登録できれば良いですね。

次回からは登録した観測場所をComboBoxから選択すれば呼び出せます。

SETボタンをクリックするのお忘れなく。

次回は天体の導入とアライメントです。

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