安来星の会11月定例星空観察会~王陵の丘広場
2018/11/15 安来星の会の定例観察会に参加してきました。
開催場所は安来市荒島町「古代出雲王陵の丘」の駐車場です。
JR山陰本線 荒島駅のすぐ側で時折、踏切の警報音が聞こえ、国道9号線を走る車の音が騒がしい市街地です。
星空を見るのには全く向いていない場所と思われましたが周囲を囲われ、意外なほど暗い。
当日は月面Xやアンドロメダ銀河が観望対象です。
定番の観望は安来星の会のメンバにお任せし、私は「電視観望」で肉眼では見ることの難しい天体観望を担当しました。
電視観望は望遠鏡の接眼レンズの代わりにカメラを取り付けPC(パソコン)で撮影した画像を表示します。
当日使用した望遠鏡は焦点距離430mmの反射望遠鏡、カメラはフォーサーズと呼ばれるセンササイズ4/3インチです。
画角はフルサイズのカメラの半分になり、焦点距離が2倍(860mm相当)になる計算です。
M31(アンドロメダ銀河)
M33(さんかく座銀河)
NGC869/NGC884(ペルセウス座二重星団h-x)
NGC7000(北アメリカ星雲)
M45(プレアデス星団 - すばる)
これらの画像はすべて20秒露出のライブビューです。
西には月齢7.5の月があることを考えると信じられないほどの星の数が写っています。
銀河の構造もよく分かります。北アメリカ星雲のうっすらとした赤や、プレアデス星団の青いガスも見えています。
この日の参加者は安来の星の会から3名、一般の方が2名。
来月もこの場所で開催するそうです。
安来星の会のHPにも観望会の様子が報告されています。
記 - 古都
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