チャレンジ惑星動画撮影会


6/3(日) 鳥取市のさじアストロパークで「チャレンジ惑星動画撮影会」があり参加してきました。

今年は火星大接近の年でもあり、火星の写真を撮ってみたいという人が多くいます。

近年は高感度のCMOSカメラが安価で入手できるようになって惑星撮影が注目されています。

でも、具体的にはどうやって撮影するの? 画像処理って?

とにかく初めての人はどこから手をつけたら良いか迷います。

そこで地元「星取県」の天文愛好家がさじアストロパークに集まって一緒に勉強しようと「チャレンジ惑星動画撮影会」が開かれました。

参加者は12名。

※この記事では詳細な処理の方法については触れません。


当日は鳥取天文協会の2名の方の機材を提供して頂きました。

Vixen VC200L(D200mm f1800mm) シュミカセ


Vixen ED130(D130mm f1170mm) 屈折

この望遠鏡はアストロパーク内の私設ドームに入っていました。


この2台の望遠鏡で撮影した木星の動画を素材に綺麗な静止画にしてみます。

撮影ソフトはSharpCap3.1です。

ライブで見て木星の縞模様がはっきり見えないようなら撮影してもいい絵にはなりません。

筒内気流の影響でないならその日は諦めた方がいいです。

当日は薄曇りでしたがシーイングは安定していました。

Vixen VC200Lで撮影した動画です。


室内に戻って撮影した動画を処理しました。

スタック処理はAutoStakkert!3、ウェーブレット処理はRegiStax6を使いました。

画像左がAutoStakkert!3でスタックしただけのもの、画像右がRegiStax6でウェーブレット処理して模様をはっきりさせたものです。


処理していく中で模様が浮かび上がってくると「おおっ」て声が上がります。


記 - 古都



[よなご星の会]星星~HOSHI-BOSHI~

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1コメント

  • 1000 / 1000

  • akiyama

    2018.06.06 09:19

    秋山です。 ウェーブレット処理ってすごいですね! 顕著にクリアな像になるので、画像処理の知識がない私でも「おおっ」てなりました。 やっぱり画像処理は大事な作業なんですね。 梅雨入りということで、しばらく天気に恵まれない日も多くありそうですね。