(1)SkyWatcher EQ5 GOTO EQMOD ハードウェア編
当会にはタイトルのSkyWatcher EQ5 GOTO(以下EQ5)を持ってるメンバが4人もいます。
PCの星図ソフトを使って導入制御する人のためにクールなツールを紹介します。
EQ5をPCと接続する場合、一般的にはハンドコントローラの6ピン・モジュラジャックにケーブルを接続します。
今回のお話はハンドコントローラの代わりに直接PCをつないでしまうやり方です。
つまりハンドコントローラは使いません。
カレンダの設定や緯度経度の設定もいりません。
まずそのためのインターフェースを作ります。
今時PCにはシリアルポートがありません。
なので直接USBでつないでしまいます。
買ったのはこれ。
秋月電子通商のAE-FT243X 超小型USBシリアル変換モジュール ¥600!
回路図です。
もう回路図と言うより配線図。ただつなぐだけ。
追加したのはアクセスが分かるLEDひとつです。
8ピンのモジュラケーブルが必要ですがコネクタを作る工具を持ってる人は作ってください。
持っていない人はめっちゃ安いLANケーブルを探してきてカットして使いましょう。
その方が安上がりかもしれません。
LANケーブルのピン番号は爪を上に向けた状態でこうです。
使うのは1番、5番、6番の3本だけです。
線の色をよく確認してはんだ付けします。
基板の裏には赤色のアクセスランプ(LED)をつけました。
結露対策のために樹脂ボンドでコーティングして熱収縮チューブをかぶせました。
できあがりはこんな感じ。
ハンドコントローラの代わりに差し込みます。
AE-FT243XはMicroUSBコネクタを使っています。
PCまで届く長さのUSB Aコネクタ オス-USB マイクロBコネクタ オス ケーブルを用意してください。
次回はデバイスドライバとFL_PROGのお話です。
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