アンタレス付近
撮影者: 古都浩朗
撮影日時: 2017/06/16 22:07:00
露出: 40分 ISO1600 5min × 8枚
撮影地: 鳥取県 大山町総合運動公園
鏡筒: Takahashi FSQ-85ED + reducer QE0.73x f327mm
撮影カメラ: Canon EOS6D(IR改造) + HEUIB-II
赤道儀: Vixen SXP Equatorial mount
Auto Guider: PHD2 v2.6.3(Dithering) QHY5L-II-M 130mm
画像処理: 加算平均コンポジット、Lab色彩補正
さそり座のアンタレス周辺は肉眼でははっきり分かりませんがとてもカラフルな領域です。
ステラショットにて導入と導入補正、その後APT(Astro Photography Tool)に切り替えて自動撮影しました。
オートガイドはディザリングを使用するためにステラショットではなくPHD2を使いました。
ディザリングとは撮影する毎に構図をほんの少しずつずらしながら撮影する方法です。
撮像素子(CCDやCMOSセンサ)が持つ固定パターンノイズを分散することができます。
これには前提として複数枚撮影した写真を加算平均コンポジットで重ね合わせする画像処理が必要です。
天体画像処理でいうコンポジットは星の位置がピタリと合うように位置補正する意味もあります。
星の位置を合わせた画像を平均化することでノイズ成分を分散させることができます。
また構図を少しずつずらすことをやるにはオードガイドが必須になります。
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